難消化性デキストリン(食物繊維)を含む飲料を用い,健常人を対象とした便通に及ぼす影響を検討した。試験は被験者を2群に分け,難消化性デキストリンを含む試験飲料と難消化性デキストリンを含まないプラセポ飲料をそれぞれ2週間ずつ摂取させるクロスオーバーによる方法で実施した。その結果,排便回数が少ない被験者において食物繊維配合飲料の便通促進効果が認められた。一方,排便回数が多い被験者群においては試験飲料による効果は認められなかった。(全8ページ〉
共著者:海野知紀,永田幸三,良辺文久,堀口倫博
担当部分:研究計画を立案し,アンケート調査データ解析と考察を行い,誰文を執筆した。