バナバ葉(Lagestroemia speciosa)を熟水で抽出し、カラムクロマトグラフィー法により強力なキサンチンオキシダーゼ(XOD)阻害効果を有する二種類の化合物を単離した。そのひとつであるバロネア酸は高尿酸血症の臨床治療に用いられるアロプリノールよりも強いXOD阻害効果を示した。また、バロネア酸のXOD阻害様式についてLineweaver-Burkのプロットを作成して検討したところ,非競合作用による阻害形式であることを明らかにした。(全5ペー ジ)
共著者:Tomonori Unno, Akio Sugimoto, Takaml Kakuda
担当部分:担当部分:研究を立案し,酵素阻害実験を担当した。データ解析と考察を行い,論文を執筆した。