健常人に対して食パン1枚とともに20 gのバターを負荷し,同時に茶カテキンを摂取した場合における血中中性脂肪上昇抑制効果を検討した。摂取させる茶カテキンは,コントロール(10 mg),適用量(224 mg),高用量(674 mg)とした。その結果,茶カテキンの摂取量依存的に血中中性脂肪の上昇抑制が認められた。血中中性脂肪下曲線面積(AUC)は,コントロールと比較して15.1%,28.7%低下し,用量依存的な効果があることを確認された。(全 5 ペ ジ)
共著者:Tomonori Unno, Motomi Tago, Yuko Suzuki, Ayumu Nozawa, Yuko M. Sagesaka, Takami Kakuda, Kazutada Egawa, Kazuo Kondo
担当部分:研究計画を立案し,結果の考察を行い、論文を執筆した。