ラットにおいて脂質工マルションとともにエピガロカテキンガレート(EGCG)を0, 50, 100, 200 mg/kgで投与した場合,投与量依存的に血中トリアシルグリセロール値の上昇抑制が観察された。しかし,腸管から吸収される脂肪を抑制する効果は,没食子酸エステル型でないエピガロカテキン(EGC)を投与した場合は弱かった。この結果より,茶カテキンのラットにおける脂肪吸収抑制効果は没食酸エステル型が寄与していることが示唆された。(全4ページ)
共著者:Yuko Suzuki, Tomonoro Unno, Makoto Kobayashi, Ayumu Nozawa, Yuko M.Sagesaka, Takami Kakuda
担当部分:動物実験の実施と結果の考察を行った。