緑茶,ウーロン茶など6種類の茶を用いて,低比重リポたんぱく質(LDL)の酸化に対 する抗酸化作用(in vitro)を比較検討し た。LDL酸化の阻害作用は, 緑茶抽出物が最も強かった。次に,10例の健常者に5 gの緑茶粉末を服用させ,血漿中カテキン値とLDL酸化能の関係を調べた。緑茶粉末服用後に,LDL酸化の遅延時間(ラグタイム) が延長し,4時間後以降ベースラインに戻っ た。血漿カテキン値に関してはEGCGが ベースライン時の3.7 ng/mLから.2時間後 に74.4 ng/mlに顕著に増加していた。(全5ページ)
共著者:Reiko Ohmori, Tamami Iwamoto, Motomi Tago, Kazuo Kondo, Tadakazu Takeo, Tomonori Unno, Hiroshige ltakura
担当部分;共同研究につき本人担当部分抽 出不可能