茶に含まれるカテキンはコレステロール低下作用を有することが報告されている。その一方で,茶カテキンは缶,ペットボトル飲料の製造過程で異性化することが知られている。本研究では,茶カテキンの異性化体も同様にコレステロール低下作用を有するかについて検討した。実験動物を用いてその効果を比較検討した結果,緑茶に元々含まれるカテキンを含む食餌を与えた場合と,異性化させたカテキンを含む食餌を与えた場合で血中コレステロール低減作用の効果の程度はほぼ同等であることが確認された。(全4ページ)
共著者:Makoto Kobayashi, Tomonori Unno, Yuko Suzuki, Ayumu Nozawa, Yuko M. Sagesaka, Takami Kakuda, Ikuo Ikeda
担当部分:共同研究につき本人担当部分抽 出不可能