若年女性の「冷え」の自覚と不定愁訴に対するカプシエイト類含有食品の影響 <筆頭論文> （査読付）

薬理と治療（出版社：ライフサイエンス出版）

Vol.39

No.5

カプシェイトは，辛くない唐辛子CH-19甘に含まれるカブシノイドである。本研究では，女子大学生8名に3.0 mgのカプシエイト類を含むカプセルを2週間継続摂取させ、「冷え」に関する自覚および「冷え」に関連する不定愁訴の状況について調査した。「冷え」に関する項目をスコア化して解析した結果。摂取前と比較して摂取2週間後で改善傾向が認められた。また，頭が重いことがある，肩や首筋がこる，悪夢をみる， 外出するのが憂鬱であるの4項目において有意な改善が認められた。（全6ページ）
共著者：海野知紀，長野美帆，山口裕未，大平琢哉
担当部分：研究を立案し，ヒトを対象とし た試験によってアンケート調査を実施した。また，結果の考察を行い，論文を執筆 した。