ラットにおけるエピガロカテキンガレート (EGCG)の腸内細菌叢と盲腸内短鎖脂肪酸産生に及ぽす影響を検討した。EGCGを0.3%, 0.6%となるように混餌して投与した。その結果,腸内細菌総数は変化せず, Clostrtdium属の占有率の低下が観察された。盲腸内の酢酸,酪酸は0.6%EGCG投与で有意に低下し,大腸に流入したデンプンを利用する腸内細菌の発酵性に影響することが示唆された。(全7ページ)
共著者:Tomonori Unno, Mina Sakuma, Shiho Mitsuhashi,
担当部分:研究計画の立案,盲腸内容物中の短鎖脂肪酸の測定,データ解析と考察,誰文の執筆を行った。