腸上皮細胞Caco-2細胞を用いて35種類の化合物についてフルクトースの取込み抑制作用を検討し,ノビレチンとエビカテキンガレート(ECG)が強く抑制することを確認した。これらは糖の取込みは抑制するが,ロイシンの取込みは抑制しなかったことから,フルクトースに対するアフィニティーを変化させるのではなく,細胞表面の GLUT5発現量を抑制させると示唆された。(全11ページ)
共著者:Hideo Satsu, Sohei Awara, Tomonori Unno, Makoto Shimizu
担当部分:共著者とともに細胞内外のECGの測定を行った。