緑茶抽出物と紅茶抽出物を混餌(10 g/kg)し、3週間ラットに与えた。飼育終了日には開復後に盲腸内容物を回収した。緑茶抽出物を与えたラットの盲腸内容物中には酢酸と酪酸含量が減少したが,紅茶では増加傾向にあった。緑茶抽出物群では,糞中に多くのデンプンが排泄されていたが,紅茶抽出物ではほとんどなかった。以上の結果,緑茶抽出物と紅茶抽出物ではラットの盲腸内容物中の短鎖脂肪酸含量に異なる影響が示された。(全8ページ)共著者:Tomonori Unno, Naomi Osakabe
担当部分:研究計画の立案,盲腸内容物中の短鎖脂肪酸の測定.データ解析と考察.誰文の執筆を行った。