腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸は宿主の生理的機能に関与している。本研究では大麦若葉搾汁末(青汁)の摂取前後における糞中短鎖脂肪酸含量に及ぽす影響を比較し た。健常な女性に4週間、8 gの試験食品を 摂取させた結果、糞中の酢酸,プロピオン酸含量が有意に増加した。しかし,腸内細菌叢には影響しなかった。また,育汁の摂取により糞中水分が3.9%上昇した。(全5ページ)
共著者:Tomonori Unno, Hiroyuki Tanaka, and Akiko Kohara
担当部分:研究計画の立案,試験の管理, データ解析と考察,綸文の執箋を行った。