Antiobesity activity of extracts from Lagerstroemia speclosa L. leaves on female KK-Ay mice（雌性KK-AyマウスにおけるバナバLagerstroemiaspeciosa抽出物の抗肥満作用）（査読付）

Journal of Nutritional Science and Vitaminology

Vol.45

Ⅱ型糖尿病モデルマウス（KK-Ay）を用い、バナバ葉熱水抽出物を5%（質量％）含む食餌を与え，バナバ熱水抽出物の抗肥満効果を検討した。12週間の飼育の結果，コントロール群と比較して，バナバ熱水抽出物群では体重増加量，傍子宮脂肪組織重量肝臓脂質が有意に低下した。特に，肝臓脂質はコントロール群と比較して65％低下した。また、ヘモグロピンA1c値も有意に低下した。食餌摂取量には群間有意差はなかったことから，バナバ熱水抽出物は11型糖尿病モデルマウスにおける抗肥満作用を有することを明らかにした。（全5ページ）
共著者：Yuko Suzuki, Tomonori Unno, Masao Ushitani, Kazuhiko Hayashi, Takami Kakuda
担当部分：試験サンプルを調製し，動物実験を実施した。