カフェインは交感神経を活性化させるが,緑茶に含まれるテアニンはカフェインの興奮効果を抑制することが示唆されている。本研究では,ラットの脳波に及ぼすカフェインとテアニンの効果を検討した。脳波の解析において,カフェインに対して等モルのテアニンを投与することによってカフェインの興奮を抑制することが明らかとなった。また,テアニンのみを投与した湯合,逆に興奮的に働くこと確認され,このことはテアニンの二面性を示す結果であった。(全7ページ)
共著者:Takami Kakuda, Ayumu Nozawa, Tomonori Unno, Noritaka Okamura, Osamu Okai
担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能