今後わが国において、若年無業者の家族支援プログラムを開発する際の参考とするために、 NEETという概念の発祥の地であると同時に、Connexions(コネクションズ)やe2e(Entrance to Employment)など、国家的な対策を導入している英国におけるNEET本人およびその家族への支援の実態を把握することを目的とした。英国ノッティンガム市およびノッティンガムシャー州のNEET対策プログラム
(Connexions)関係者、教育・福祉事務所関係者、雇用準備訓練(e2e)関係者などへの面接調査の結果,「10代の徹底したトレーニング(教育)」と「20代の職斡旋(就労援助)」が、 NEET対策の入口と出口であるかのように、常にセットとなって機能していることが明らかに なった。(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)共著 者:下山晃司 小玉正博 田上不二夫 石隈利紀 松井豊 大川一郎 岡田昌毅 濱口佳和 田中輝美 湯川進太郎 髙橋幸子