地下鉄サリン事件被害者の会とオウム真理教犯罪被害者支援機構からの依頼を受け、地下鉄サリン事件(1995年3月14日)の被害者と家族の心身状態を把握するための質問紙調査を行っ た。調査は支援機構からの郵送配布、無記名、個別郵送回収形式で、2014年10~12月に実施された。配付対象は、同事件の被害者および家族1139名のうち、連絡先が判明していた953名であった。回収は325名(回収率 34.1%)で、無記入回答の少ない有効回答は317名(有効回答率33.3%)であった。うち被害者本人は299名、家族は17名、不明1名であった。本発表(1)では外傷性ストレス症状に関して報告する。(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)
共著者:松井豊・藤田浩之・小林麻衣子・髙橋幸子・仲嶺真