『対人ストレッサー尺度作成の試み』
『パーソナリティ心理学研究』 [査読有り]
21巻
本研究は,対人ストレッサーを測定する新しい尺度を髙橋・松井(2009)に基づき作成し,信頼性と妥当性を検討した。研究1では,大学生204名に質問紙調査を実施した結果,髙橋・松井 (2009)と同じ4因子(被拒否,被攻撃,加害,関係理解不能)を抽出し,十分な信頼性を確認した(α=.75~.82)。研究2では,大学生200名に質問紙調査を行い,構成概念妥当性を検討するため新尺度と橋本(2005a)の尺度との関連を確認した結 果,対人ストレッサー尺度の十分な妥当性を確認した。