地下鉄サリン事件の被害者に対して行ったアンケイート結果の解析から,被害者と被害者家族が置かれた現状について報告した。調査の結果,男性被害者の 21.3%、女性被害者の36.1%が心的外傷後ストレス症状
(PTSS)の高リスク群であり、比較群と差はなかった。しか し、被害者の身体症状や目の症状は比較群よりも重症度が高 かった。さらに、PTSSは身体症状や二次被害と強く関連していた。(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)
共著者:Shin Nakamine, Maiko Kobayashi, Hiroyuki Fujita, Sachiko Takahashi, Yutaka Matsui