大学生のキャリア選択に有効な方策を心理学的に研究することを目的として,キャリア選択の活動頻度,各ネットワークの活用度とメンタルヘルスの一側面である主観的幸福感との関連を検討した。その結果,内定を獲得した学生は,大学4年次に主体的な就職活動を増加させ,希望業種や職種を限定ないことが明らかになった。また,友人,親,教員への相談,知識や技術の学習と主観的幸福感が関連した。これらの結果から,学生に主体性をもってキャリア選択を考えさえる機会作りをする重要性が示唆された。(共同研究につき、本人担当部分抽出不可能)
共著者:藤島喜嗣・三浦香苗・清水裕・髙橋幸子