冷凍ほうれん草に含まれるシュウ酸の含有量を測定することを目的とした。試料には冷凍ほうれん草、生及び茹でたほうれん草を用いた。茹でたほうれん草のシュウ酸量は、冷凍試料Aより有意に高値であり、冷凍試料Bより有意に低値、冷凍試料Cとは差がなかった。製品によりシユウ酸含有量に違いがあることが明らかとなった。製品によってはそのまま使用することで通常調理をしたほうれん草よりシュウ酸摂取量が増えることが危惧された。
本人担当分:計画立案、実験、データ分析及びまとめ等、本研究の本筋を立案
共同発表者:樋口誉誌子、遠藤美智子、細山田康恵、川澤朱実、山田正子