ラット生体内酸化ストレスの及ぼす魚油摂取レベルの影響
日本脂質栄養学会第23回大会(東京国際プラザ平成、東京)
肥満ラットに魚油及び高コレステロール(HC)を摂取し、肝脂質濃度、血清中の脂質ヒドロキシペルオキシドを評価するd-ROMs値と抗酸化力を評価するBAP値を用い、魚油摂取による生体内酸化ストレスを検討した。その結果、ラードより魚油で酸化ストレス度が低下し、抗酸化力が増加傾向にあった。魚油の脂肪蓄積低下が生体内の酸化ストレスを緩和したと考えられ、生活習慣病に魚油の有効性が期待される。本人担当部分:実験、データ分析等共同発表者:細山田康恵、山田正子、川城由紀子