日光照射の有無や温度設定等の保管条件が漂白剤の有効塩素濃度に与える影響を調べた。併せて、一般家庭で使用中の漂白剤の有効塩素濃度も測定した。保管温度が高く、日光照射環境下で、塩素濃度が著しく減少した。家庭で使用している漂白剤の有効塩素濃度は、購入後時間が経つほどの低下傾向が示された。漂白剤の保管には、直射日光を避けて涼しい場所に保管し、ノロウイルス消毒に用いる際には、新しい漂白剤を使用するべきだと考えた。
本人担当部分:代表者として、計画立案、実験、データ分析及びまとめ等、本研究の本筋を立案し発表
共同発表者:山田正子、佐野紗和子、千田美奈子、古谷友利恵、森まどか、瀬戸美江、澤田崇子、細山田康恵