食酢、トマトピューレ等の調味料水溶液における鉄玉からの鉄溶出量を調べた。水溶液の酸度が高く加熱時間が長いほどより高くなることが明らかとなった。また鉄玉の使用回数による鉄溶出量への影響は見られなかったため、鉄摂取量増加の観点から、鉄玉を酸度の高い料理の調理に使用することで、一定量の鉄摂取をすることが示唆された。
本人担当部分:計画立案、実験、データ分析及びまとめ等
共同発表者:Yoshiko Higuchi, Ikiko Kinoshita, Yasue Hosoyamada, Masako Yamada