WHOは食塩摂取量1日5g未満を強く勧めている。栄養学を学ぶ学生が食塩量1日5gの味付けを受入れ、継続できるようになれば、その学生を通して周囲への減塩の普及にもつながると考えた。本研究は食塩量1日5g未満の食事が受入れられるか検討することを目的とした。食塩量1日5g未満の献立を1日分3食を女子学生17名に提供した。朝食と夕食は「丁度良い」の回答が最も多く、昼食では「丁度良い」「少し薄い」の回答があったが有意差は見られなかった。この結果より、食塩量1日5g未満の食事の受容の可能性が示唆された。
本人担当部分:代表者として、計画立案、実験、データ分析及びまとめ等、本研究の本筋を立案し
共同発表者:樋口誉誌子、松村菜由、宮崎奈央、細山田康恵、山田正子