キャピラリーゾーン電気泳動法によるチーズ中の遊離アミノ酸分析
日本農芸化学会1997年度大会(東京農業大学、東京)
キャピラリーゾーン電気泳動は、高分離能、短分析時間、分析の自動化等利点がある。本研究では、CZEを用いてチーズ中の遊離アミノ酸及び低分子ペプチドの分離定性を行い、各種チーズの特性を検討した結果、チーズにより定性したアミノ酸に特徴的な傾向を見出すことができ、本法が食品中のアミノ酸分析に応用できることが明らかとなった。また、チーズに栄養面でも重要なアミノ酸が多いことが明らかとなった。本人担当部分:実験、データ分析及び発表共同発表者:津田淑江、山田正子、中澤勇二