チーズは熟成中にタンパク質が分解されアミノ酸等の低分子物質が生成している。アミノ酸分析の方法として、高速液体クロマトグラフィー法等があるが、細管式等速電気泳動法でチーズ中の成分を分析している例がないことから、本法がチーズのアミノ酸分析に有効であるかどうかカマンベールチーズの低分子ペプチドについて検索を行った結果、リジン、ロイシン、グルタミン酸等、いくつか同定することができチーズの成分分析においても本法が裕子であることがわかった。
本人担当部分:実験、データ分析等
共著者:津田淑江、山田正子、中澤勇二