魚油とフラボノイドを添加したラットにおけるオートファジーへの影響

第69回日本栄養改善学会学術総会（川崎医療福祉大学：岡山、ハイブリッド開催）

ラットに魚油と同時にフラボノイドとしてカテキンやケルセチンを添加し、オートファジーへの影響を検討することを目的とした。血清コレステロール濃度に群間における差はなかった。魚油にフラボノイド類を添加した際、肝オートファジーでは、カテキンよりケルセチンで低下傾向を示し、骨格筋オートファジーでは、カテキンよりケルセチンで低値を示した。これらより、フラボノイドの種類によりオートファジーに対する作用が異なることが示唆された。
本人担当部分：実験、データ分析等
共同発表者：細山田康恵、金澤匠、樋口誉誌子、山田正子