水筒の飲み口と水筒内飲料の一般細菌及び大腸菌群数を測定することで水筒の衛生状況を知ることを目的とした。その結果、一般細菌も大腸菌群も検出されたが、その数は一般細菌より少なかった。細菌が検出された要因として、水筒の洗浄不足による最近の残存と、口腔内細菌の付着及び混入とが考えられた。水筒を衛生的に使用するためには、水筒の洗浄および消毒と、飲料の低温あるいは高温管理、長時間水筒内に飲料を入れたままにしない等の注意喚起を行う必要があると考えられた。
本人担当部分:代表者として、計画立案、実験、データ分析及びまとめ等、本研究の本筋を立案
共著者:山田正子、細山田康恵 他