生体での抗変異原物質に対するカマンベールチーズの投与効果について知るために、ラットを用いて検索を行った。ラットに変異現物質及びカマンベールチーズを投与した結果、カマンベールチーズを投与しなかったラットに比較し、投与したラットの尿及び糞の抗変異原性が低下した。このことから、チーズはその栄養とともに、機能性にも優れていることが明らかとなり、ライフステージを通して、食事指導に有効利用することができると考えられた。
本人担当部分:計画立案、実験、データ分析及びまとめ等、本研究の本筋を立案
共著者:山田正子、中澤勇二、細野明義