「宝塚歌劇アーカイブ構築と活用」
日本演劇学会秋の研究集会 椙山女学園大学
大会テーマ「演劇とアーカイブ―集積から運用へ―」に即し、共立女子大学において永年にわたり蓄積され、ここ10年ほどは文芸学部OGネットワークの協力によって整理作業が進んでいる貴重な演劇資料について紹介し、社会的使命を果たす上でも、学園全体の支援のもとにこれをアーカイブとして構築・公開することの必要性を確認し、そのための取り組みと克服すべき問題点について明らかにした。加えて、特に来年100周年を迎える宝塚歌劇に関する資料の状況と、研究・教育におけるその活用について報告した。