ダヌンツィオの演劇について-La figlia di Iorioを中心として-
「イタリア学会誌」第34号
詩人・小説家あるいは政治家・軍人としての華々しい活躍で知られ、日本でも戦前は大いに読まれた作家であったが、ファシズムとの関わりから一時はイタリアでも研究が停滞した。本研究は、イタリアにおけるダヌンツィオ研究ルネサンスに歩調を合わせるようにして、特に言及されることの少ない戯曲作品について実証的分析を行なった。 P.50~P.67