教育方法の実践例

基本情報

氏名 瀬戸 美江
氏名(カナ) セト ヨシエ
氏名(英語) Seto Yoshie
所属 大学 家政
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

年月日(開始~終了)

1994/04 ~ 現在

事項

プレゼンテーションの導入「栄養教育論実習」

概要

共立女子大学家政学部食物栄養学科・教授として担当の「栄養教育論実習」(専門科目、大学3年次配当、半期、必修、1単位)では、まず「話すこと」に重点を置き、次に「媒体の利用」も求めている。人前で話すことの経験が少なかった学生に、人前で話すことによって、恥をかく練習をさせる。恥をかく回数を重ねるごとに、上達するということを自分自身で感じさせている。小学生・中学生を対象に栄養に係るテーマを設定し、テーマにそって、自分の話したいことを文章にし、それを練り、必要なところに媒体を用意し、暗記をして発表を行う。また発表中、聞いている側は、対象者になりきって質問し、臨機応変な対応を身につけさせる。また、媒体はあらゆる方法があるが、どの媒体を使うことでわかりやすくなるかを考え、特に物を使った媒体を考えさせている。聞いている側には、発表者の「よかったところ・改善した方がよいところ」を書かせ、それを本人に戻して次回の発表に活かすようにしている。また原稿などはすべて保存し、臨地実習に役立てている。学生が意欲的に取り組み、話すことに慣れることで、自信とやる気につながっている。学生アンケートの結果からも、学生の満足度が高い。