香味力カツオブシを用いた調理特性について
日本調理科学会平成19年度大会研究発表要旨集(お茶の水女子大学)
家庭で比較的食される惣菜類または加工食品として販売されている料理を、香味力カツオブシ、エキス調味料および鰹節だしなどを用いて調理し、官能検査により嗜好調査を行った。その結果、すまし汁、味付け飯、茶碗蒸しに関しては、香味力カツオブシを用いると、食べる前の香りは強く感じられ、口に入れた時の香りは、他のだしに比べ好ましい傾向が見られた。香味力カツオブシを用いた場合、塩分濃度を低く設定しても、香りと塩味で好ましいと評価された。共同発表者:澤田崇子・瀬戸美江・石田芳彦・高柿了士 掲載頁:p.20