幼児の食事状況と保護者の食に対する考えとの関連をみるために、保育園児を対象に食生活状況調査を実施し、料理の摂取状況や保護者の食に対する考えを中心に幼児の年齢や出生順位による相違について検討した。子供の食事作りへの参加については、「献立への注文」、「買い物の付き添い」、「食事の配膳や後片付け」、「簡単な調理の手伝い」のいずれの項目においても、1・2歳児第2子以降の参加が低くなっている。保護者の食事作りの際の心がけでは、「味付けは薄味で」、「料理は一人分適量を盛り付けて」という項目で、いつも心がけているという割合が高かった。
共同発表者:神田聖子・関千代子・瀬戸美江・根木芳子・高橋東生・君羅満・飯樋洋二・赤羽正之
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