醤油を用いた調理における地域的特徴について
(社)日本家政学会第49回大会研究発表要旨集(共立女子大学)
短大生の嗜好が親の嗜好の影響を受けることが予想されるため、長崎県と大阪府の短大生とその親に、日頃食べ慣れている味付けで煮物を作り、食塩、糖量についての地域差と共に、親子間の嗜好を比較検討した。その結果、長崎県、大阪府ともに親子間の味付けは似通っている傾向が認められ、調理後の糖分、塩分濃度は、長崎県在住の親子の方が、大阪府の親子に比べ、甘めに味付けをしている傾向が認められた。共同発表者:澤田崇子・瀬戸美江・遠藤金次掲載頁:p.114