女子運動選手の骨密度と体力および食生活状況の関連性(Ⅱ)
第51回日本体力医学会大会予稿集(広島県)
種々の運動が、部位別骨量に与える影響について検討した。バスケット、剣道選手の骨密度は、非運動群より高く、長距離選手は低かった。運動の種類や筋力は、全身骨、椎骨骨密度と相関を示したが、前腕の骨密度は相関を認めなかった。運動の骨密度に与える効果は、部位によって異なることが考えられ、骨粗鬆症予防の運動療法において注意を要すると考えられる。共同発表者:桐山 健・片寄眞木子・瀬戸美江・田原靖昭・湯川幸一・長瀧重信 掲載頁:p.236