長崎地方で市販されている醤油には、砂糖および甘味料が含まれているものが多く存在する。各家庭で使用されている醤油の種類と本数について調べたところ、一家庭に常備されている醤油は、さしみ醤油以外、平均2.2本であった。また、全体で14種類の醤油が使用されており、それらの60%に砂糖および甘味料が含まれていた。また、学生とその親が同じ料理を13種類作成したときの糖分および塩分濃度を調理書などと比較した結果、全体的に甘くて塩辛い傾向にあることがわかった。
共同発表者:瀬戸美江・澤田崇子
掲載頁:p.348