本学の給食経営管理実習実施献立を調査、分析することで、食塩相当量の目標量7~8gを目指す手がかりを検討した。主食、主食+主菜、主食+汁物、主菜、副菜、汁物、デザートごとに、使用重量は違っても、食塩相当量0.1g以上の食品を調べた。その結果を42食品にまとめ、食塩相当量0.1g以上含まれていたと考える食品すべてに〇をしてもらった。その結果、学年が上がるにつれ、0.1g以上の食塩相当量が含まれると考えた食品の数が多くなり、1年生と3、4年生の間に有意差が認められた。また、調味料類に比べ、食材を選んだ学生が少ないこともわかり、学年ごとの有意差も食材の方で多いことがわかった。1日分の食塩相当量を、「食材からの食塩相当量」+「主菜+副菜の野菜総量からの食塩相当量」+「汁物の食塩相当量」で考えると、野菜摂取量の目標量350gを主菜+副菜で摂取すると、食塩相当量の目標量7~8gを目指すには、汁物は3食の内1食が限度になり、また、パン食の割合が高い人の食塩相当量への注意が必要であることがわかった。共同発表者:小池恵・澤田崇子・瀬戸美江
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