「朝食、昼食、夕食の主食、汁物、主菜、副菜を食事、それ以外をし好食品とし、食事の主食で菓子パンを摂取した場合は、し好食品とする。」と定義し、女子学生と母親のし好食品摂取について検討した。その結果、し好食品の割合は学生:20.1%、母親:26.9%だった。年齢が上がるにつれ、し好食品の摂取比率が、食事時間外から食事中に移行しているのではないかと推測され、し好食品が多くなることで、食事のバランスが悪くなることもわかった。「し好食品摂取を4回から3回にする」ということが、中高年女性のし好食品摂取の一つの目安になるのではないかと考える。また、調理前に甘味し好食品を摂取することで、味付けが濃くなる傾向にあることが推測され、調味前に甘味し好食品を摂取した場合は、口をゆすぐなどの必要性が認められた。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
共著者:瀬戸美江・山田正子・澤田崇子・藤本健四郎