家庭において大量のエネルギーが消費される調理方法に焦点をあて、調理法の違いによるCO2排出量を実測するとともに、食材の生産・流通・消費・廃棄のライフサイクルにおけるCO2排出量を文献を基に算定し、環境に配慮した調理法と食材の選び方の提言を行うことを目的とした。その結果、食材の購入の際、旬のものを購入すること、近県の食材を使用することがCO2排出量の削減に大きな影響を与えた。また、調理において、鍋の大きさ、火加減、蓋の使用有無がCO2排出量の削減に影響することがわかった。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
共著者:津田淑江・大家千恵子・瀬戸美江・久保倉寛子・稲葉敦