食器消毒保管庫と漂白剤の使用状況について、給食施設に調査を行った。併せて、食器の買い替え理由及び購入時のポイントについても調査した。その結果、1.食器が変色することで買い替えなければならないが、値段が高いため経費がかかることが不満と感じている施設が多かった。2.食器消毒保管庫の設定温度及び時間は、食器の材質を考慮せず決められていた。3.材質に適さない種類の漂白剤が使用されていたことがわかった。これらのことから、給食施設では、食器の扱い方の再確認と、買い替え及び補充時の食器の材質についても検討が必要といえる。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
共著者:山田正子・細山田康恵・瀬戸美江・澤田崇子・布施望・石井國男・藤本健四郎