毎食、繊キャベツを加えることが、野菜350g以上摂取するための有効な方法であるかを検討した。その結果、繊キャベツを加えることで、緑黄色野菜量は減少したが、総野菜量350gに近づけることができた。また、主食、主菜、副菜を組み合わせることが、野菜摂取につながることがわかった。とんかつ以外の和風献立や中華風献立の料理と繊キャベツの組み合わせに違和感を持つ学生が多かったが、衛生面に配慮して繊キャベツを副菜として加えることは、短い食事時間の中で野菜摂取および咀嚼回数、そして、咀嚼筋活動量も増加させる、安価で手間のかからない一つの方法ではないかと考えられた。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
共著者:瀬戸美江・山田正子・澤田崇子・藤本健四郎