「在仏マグレブ系移民第二世代の葛藤--周辺化圧力と同化志向・異化志向--」
『千葉県立衛生短期大学紀要』
在日韓国・朝鮮人2世・3世の20代の女性のアイデンティティ形成を後付ける事例研究のひとつ。本論文で取り上げたのは、22才の歯科衛生士として働く女性。幼児期の「みんなと同じ自分」から、「日本人ではない自分を卑屈に思う」思春期、「コンプレックをバネに生きる」青年期前期、「あるがままの自分を大切に思う」現在へと、彼女のアンデンティティのあり方は成長している。共同研究につき本人担当部分抽出不可能執筆者 福岡安則 辻山ゆき子 ・