「本名で生きることの選択・・同化と異化のはざまで(4)」
『千葉県立衛生短期大学紀要』
在日韓国・朝鮮人2世・3世の20代の女性のアイデンティティ形成を後付ける事例研究。28才の在日韓国人女性。栄養士の病院勤務を経て、同胞男性と結婚し、退職している。幼い頃から「正体不明の劣等感」を抱いていたが、就職差別を機に、自己を取り戻す積極的な模索を始めた。同世代の同胞の会に出会って、本名を名乗り、在日韓国人として生きる選択をした。 執筆者 福岡安則 辻山ゆき子 共同研究につき本人担当部分抽出不可能