「民族的内実の欠如感――同化と異化のはざまで(3)」
『千葉県立衛生短期大学紀要』
在日韓国・朝鮮人2世・3世の20代の女性のアイデンティティ形成を後付ける事例研究。22才の歯科衛生士。在日朝鮮人としての肯定的認知、否定、煩悶、逃避という軌跡を描いて、現在、家族と同居し、在日朝鮮人であることを積極的に受容している。言語に象徴されるような民族的内実に欠けていることが、現在の悩みである。執筆者 福岡安則 辻山ゆき子 共同研究につき本人担当部分抽出不可能