異文化理解における様々な側面を扱いながらも「人間理解」のための普遍的視点を模索しようとする書.全283頁。編者:浅間正通。共著者:河原俊昭、川村義治、井上愛子、小林猛久。本人担当部分:「帰国子女・外国人留学生―葛藤解決への試論―」(p.137~p.168)を担当.帰国子女の異文化適応と再適応(変容する帰国子女の質と量、カルチャーショックと異文化適応,異文化における家族,帰国子女と逆カルチャーショック,帰国子女教育への示唆)について、外国人留学生の異文化適応(日本における外国人留学生受け入れの現状,外国人留学生の適応に関する問題,「内なる国際化」に向けての地域社会の役割)について、米国フィラデルフィアの試み(米国の成人英語教育について,難民主婦層の英語習得を取り巻く状況,多元的異文化交流活動の必要性)について。