マルチメディアを利用した英語教育の一環としてe-learning英語listening教材を取り入れ、初級レベルの短大生の自主学習に大きな効果があることが判った。低いレベルのクラスの学生の中には規則的な学習習慣を入学までに身につけていない者が多く、入学後の授業の予・復習を自主的に進めることが難しく、語学クラスで単位を取得できないケースも複数見受けられる。しかしe-learningを利用し、モバイルで予・復習できるようにすることで、自然と学習習慣が身につき、中間・期末試験においても全員が基準点(60点)を超えることができた。短大1年生の初期教育には今後も大きな効果が期待できると考えており、更に調査を進めていきたい。