(口頭発表) 20世紀初頭におけるセントルイス教育行政改革 -1897年の教育委員会組織改革をめぐって-
東北教育学会第49回大会 (於:山形大学)
同発表では、19世紀末のミズーリ州セントルイスの教育委員会の組織変容を、教育長を頂点とする行政官への権限集中の過程に着目して整理した。不況で教育予算の削減を余儀なくされる中、効率性が重視され、地域代表制の教育委員の選出手続きが廃止され、トップダウン型の教育行政が必要とされたことを指摘した。