ミシガン教育行財政改革 1993-94
東北教育学会第53回大会発表論文集 P6-P7
1993年度にミシガン州がおこなった教育行財政改革は、地方財産税を大幅に縮減し、それに伴う州売上げ税率の引上げで、従来の地方学区主体の公教育行財政の在り方を根本から覆し、州全体で生徒一人当たりの教育費の格差を是正する、full-state fundingの実現を図ろうとする内容であることを整理し、アメリカの好況がその背景にあることを示した。