20世紀初等におけるセントルイス教育行政改革 -1897年の教育委員会組織改革をめぐって-
東北教育学会第48回大会発表論文集 P7-P8
19~20世紀にかけて、不況による財政支出削減を余儀なくされつつ実施されたセントルイス教育委員会の機構改革が、、教育委員の地域代表制の後退という選出手続きの変化、 市境の固定化、教育長とこれを補佐する行政官への権限集中という官僚制の強化を生み出し、同市の教育行政システムの硬直化を招いたことを指摘した。