セントルイスの教育委員会成立過程に関する一考察-教育長職拡張過程におけるドイツ系移民の役割-
東北教育学会第47回大会発表論文集 P7-P8
19世紀のミズーリ州セントルイスの教育委員会の整備過程において、最大の移民勢力であり、同都市でのマジョリティを占めるドイツ系移民の政治的かつ文化的影響力が、他の都市に先駆けて教育長職の権限拡張に寄与し、教育行政の専門家としての教育長職のモデルを形成したことを明らかにした。